明大寺古城

明大寺古城みょうだいじこじょう
愛知県岡崎市明大寺町耳取
Mapion

--六所神社--
別名 平岩城
交通 名鉄名古屋本線「東岡崎駅」から徒歩5分。
築城年代 1429〜41年(永享年間)
築城者 西郷稠頼
形式 平城
主な城主 西郷稠頼
三河古城記」によると、1429〜41年(永享年間)三河守護職仁木氏の守護代であった西郷弾正左衛門稠頼が明大寺村に新城を築いて移り、1452〜57年(享徳・康正年間)新たに菅生村岡崎に城を築いたとされる。岡崎城築城後、東城と呼ばれ、西郷氏の隠居城となったという。
西郷信貞の時、松平清康に岡崎城を追われると、この城に退いている。その後西郷氏は大草松平氏を称したが、1560年(永禄3)桶狭間合戦で討死する者や1563年(永禄6)9月から翌年にかけて起こった三河一向一揆に組し、逐電する者もあり、自然廃城となった。
東岡崎駅北東、六所神社鳥居前付近が城址とされる。

参考文献 「史跡散策 愛知の城 山田征之著」
訪城回数 1
2008年12月