長野原古戦場

長野原古戦場
群馬県吾妻郡長野原町長野原

1563年(永禄6)
斎藤憲広×常田俊綱
Mapion

--古戦場碑--
交通 JR吾妻線「長野原草津口駅」から徒歩10分。
1562年(永禄5)岩櫃城主斎藤憲広を攻略した武田信玄は、長野原城に真田幸隆の弟常田俊綱(隆永、または隆永の子ともいわれる)を押さえとして置き守りを固めた。
1563年(永禄6)9月、信玄に敗れた憲広は上杉謙信の援助を受けると、農繁期で手薄な長野原城下に攻め寄せた。城方は須川に架かる橋を落として守ったが、憲広勢が須川を押し渡ると、俊綱は手兵を率いて諏訪神社前で防戦する。しかし俊綱が討死すると、長野原城は憲広の手に落ち、羽尾幸全やその弟海野兄弟が置かれた。
地図の地点、諏訪神社境内に古戦場碑が立てられている。

参考文献 「現地石碑文」
               「群馬の古城 あかぎ出版」
2014年5月