群馬県利根郡みなかみ町下津
--二の丸・般若曲輪間谷(殿坂)--
| 別名 | |
| 交通 | JR上越線「後閑駅」から徒歩30分。 |
| 築城年代 | 1492〜1501年(明応年間) |
| 築城者 | 沼田(名胡桃)景冬 |
| 形式 | 丘城 |
| 主な城主 | 真田昌幸・鈴木重則(主水) |
| 1492〜1501年(明応年間)沼田城の支城として沼田景久の3男沼田(名胡桃)三郎景冬が築き、その子景夏が継いだ。 1578年(天正6)上杉謙信の死による御館の乱に乗じ、後北条氏が沼田城を支配下に置いた頃、名胡桃城は、真田昌幸が沼田城を監視する為の境目の城の役割を持っており、改修されたと考えられる。 1589年(天正17)7月、豊臣秀吉は利根・吾妻の約3分の2(利根・沼田一帯)を後北条領、残り3分の1(名胡桃城を含む吾妻方面)を真田領と裁定した。しかし同年10月23日、沼田城代であった猪俣邦憲が謀略により名胡桃城を奪う事件が起こり、城主鈴木重則(主水)は自害した。名胡桃事件を知った秀吉は惣無事令に違反した後北条氏の不信を怒り、翌年小田原征伐の軍を起こすきっかけとなった。 後北条氏滅亡後、利根・沼田及び吾妻全域は沼田城主真田信之の所領となり、名胡桃城等、周辺の諸城は廃城となった。 |
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| 馬出 | 馬出空堀 | 三の丸門跡 |
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| 三の丸 | 二の丸虎口 | 二の丸・三の丸空堀 |
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| 二の丸 | 二の丸・本丸間虎口土塁 | 二の丸・本丸間虎口 |
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| 二の丸・本丸間空堀 | 本丸 | 本丸に立つ城址碑 |
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| 本丸・笹曲輪間空堀 | 笹曲輪�� | 笹曲輪�� |
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| 搦手門跡・袖曲輪 | 般若曲輪空堀 | 般若曲輪 |
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| 二の丸・般若曲輪間谷底(殿坂) | 南を通る17号線 | 東を流れる利根川 |
「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
訪城回数 2
2006年9月
2022年4月
2022年4月
