中根城

中根城なかねじょう
千葉県松戸市中根
Mapion

--妙見神社--
別名  
交通 JR常磐線「馬橋駅」から徒歩10分。
築城年代 1264〜75年(文永年間)頃か
築城者 千葉頼胤か
形式 平山城
主な城主   
鎌倉大草紙」に千葉介頼胤の時、「小金」に居住し、「まはし」に大日寺を建立、貞胤・氏胤も「当所に在城」という記述があり、この「小金の城」が中根城であったという説がある。詳細は定かではないが、この地に妙見社が建つ事から千葉氏・原氏系の城と考えられている。
「字要替」には妙見社が建ち、その北東には本丸跡とされる「字要害」の名が残される。一帯は宅地化され、遺構は全く見当たらないが、安房須神社付近は高台になっており、物見があったと考えられている。また「小金の城」についてはここから北方にある馬橋城、また小金城の前身とする説もある。

参考文献 「東葛の中世城郭 崙書房出版」
           「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2014年12月