練馬城

練馬城ねりまじょう
東京都練馬区向山3丁目
Mapion

--城址・としまえん--
別名 豊島城・矢野山城
交通 各線「豊島園駅」から徒歩5分。
築城年代 1331〜34年(元弘年間)以前
築城者 豊島左近大夫景村
形式 平山城
主な城主 豊島氏
1331〜34年(元弘年間)以前、桓武平氏の末裔である豊島左近大夫景村によって築かれたとされる。
1476年(文明8)家宰長尾景信没後、山内上杉顕定は景信の弟忠景を跡に据えた。これに不満を持った嫡男長尾景春が鉢形城に籠もると、石神井城の豊島泰経と、弟である平塚城の泰明はこれに呼応した。そして翌年豊島氏は太田道灌と江古田・沼袋で争い敗れ、その後豊島氏が籠もる石神井城は落城した。この練馬城もこれと前後して落城したものと思われる。
現在はとしまえん敷地となり、ウォータースライダー付近が本郭跡とされる。また入園していないが、入口付近に僅かに土塁が残されているようである。

参考文献 「東京・埼玉の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2010年6月