怒田城

怒田城ぬたじょう
神奈川県横須賀市吉井1丁目
Mapion

--主郭・二郭間空堀--
別名 奴田城・沼田城
交通 京急久里浜線「京急久里浜駅」から徒歩20分。
築城年代 平安時代末期
築城者 三浦氏
形式 平山城
主な城主 三浦氏
平安時代末期の築城で、衣笠城を根拠とする三浦氏が支城として築いた。
当時は久里浜の入江が深く入り込んでおり、入江の東岸に突き出た小半島の要害であったとされ、対岸の佐原城と共に衣笠城東面を守る役割を持っていた。。
1180年(治承4)8月、源頼朝が伊豆に挙兵すると、三浦義明・義澄はこれに従った。その為三浦氏は平家方に追われ、衣笠城に立て籠もるが、この時和田義盛は衣笠城よりこの怒田城に籠もるよう進言したが、義明は無名の城であるとして退けたという。
二郭 主郭・二郭間虎口・土橋跡 主郭・二郭間空堀
主郭 主郭からの眺め 南から城址遠望

参考文献 「現地案内板」
                      「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 2
2007年8月
2023年7月