小幡城

小幡城おばたじょう
群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡
Mapion

--復元された門--
別名 小幡陣屋・小幡藩邸
交通 上信電鉄線「上州富岡駅」からバス「城町」下車。
築城年代 1629年(寛永6)
築城者 織田信昌
形式 陣屋
主な城主 織田氏
1615年(元和1)織田信長次男である織田信雄は大和国宇陀松山と甘楽郡等で合わせて5万石を与えられ、翌年信雄4男である信良は福島の仮陣屋に入った。
1629年(寛永6)3代信昌の時、国峯城主小幡信真重臣であった熊井戸対馬守正満の屋敷跡とされるこの地に陣屋の造営が計画され、着手から13年の歳月が過ぎた1642年(寛永19)福島の仮陣屋から移った。
1767年(明和4)信雄から8代目信邦の時、山県大弐の事件に連座し、出羽国天童へ移されると、代わって松平(奥平)忠恒が入り、明治に至るまで4代松平氏が続いた。また松平氏3代忠恵は若年寄を務め、城主格に進んだ為、陣屋造りながら小幡城と呼ばれるようになった。
中小路・山田家石垣
大手門から藩邸までの700メートルの
道は中小路と呼ばれ、織田氏により
整備された
山田家枡形 中門枡形
土塁・空堀 土塁 井戸跡
藩邸跡 土塁 庭園跡・楽山園

参考文献 「群馬の古城 あかぎ出版」
                 「群馬県の中世城館跡 群馬県教育委員会」
                「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2011年12月