岡島城

岡島城おかじまじょう
広島県尾道市向島町
Mapion

--西から城址遠望--
別名 歌島城
交通 JR山陽本線「尾道駅」下車。向島行き渡船。
築城年代 1555〜58年(弘治年間)
築城者 村上吉充
形式 水軍城(丘城)
主な城主 村上吉充
1555年(天文24)長崎城主因島村上氏6代吉充は厳島合戦で毛利氏の勝利に貢献、1557年(弘治3)備後向島一円の領有を許されると余崎城を築いて移るが、この頃岡島城も築かれたと考えられる。
しかし当時備後国南部に勢力を持っていた杉原氏と尾道港を巡り争いがあったものと考えられ、この城や余崎城に居たのは短期間で、1567年(永禄10)青木城に居城を移している。
渡船乗り場すぐ西側、標高26メートル丘上に築かれている。城址は後に公園、更に宅地や畑となり、大きく改変されているという。

参考文献 「村上水軍のすべて 新人物文庫」
             「中国地方の中世城館 広島県教育委員会」
        「広島・岡山の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2018年7月