大椎城

大椎城おおじいじょう
千葉県千葉市緑区大椎町
Mapion

--二郭・三郭間空堀--
別名      
交通 JR外房線「土気駅」から徒歩30分。
築城年代 平安時代末期
築城者 平忠常
形式 平山城
主な城主 酒井氏
平安時代末期、平高望の曾孫で、1027〜31年までの4年間、房総3国にまたがる大動乱となった忠常の乱(長元の乱)を起こした平忠常により築かれたと伝えられる。その後忠常の曾孫千葉常兼が修復して居城としたが、1126年(大治1)その子常重が亥鼻城へ移ると、大椎城は廃城になったと考えられる。
その後の大椎城について詳細は明らかではないが、現在見られる遺構から酒井氏居城である土気城の前衛線で、村田川を遡る敵に対する出城として再築、使用されたと推定される。
土橋 二郭・三郭間空堀 三郭・四郭間土橋
三郭・四郭間空堀 主郭南下、腰郭 主郭虎口
城址碑 主郭 井戸跡

参考文献 「現地案内板」
                  「房総の古城址めぐり 有峰書店」
                      「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2012年11月