大森氏頼館

大森氏頼館おおもりうじよりやかた
神奈川県平塚市岡崎
Mapion

--館址・紫雲寺--
別名 矢崎城
交通 小田急線「伊勢原駅」から徒歩35分。
築城年代 室町時代
築城者 大森氏頼
形式 丘城
主な城主 大森氏頼
1416年(応永23年)上杉禅秀の乱で足利持氏を助けた功により、相模川以西の地は大森頼顕(明)が治めるようになった。
この頼顕の曽孫、信濃守氏頼は若き日にこの地に防備・修禅を兼ねて館を構えていた。北5百メートルの丘陵上には氏頼の娘を母とする三浦道寸(義同)が後に拠った岡崎城がある。
氏頼は扇谷上杉定正に従い、三浦半島にあった三浦氏と共に重臣として活躍する。氏頼は後に寄栖庵と号し、1494年(明応3)8月26日、小田原城で没した。
1495年(明応4)韮山に兵を挙げた北条早雲(伊勢宗瑞)は、小田原城を攻めて氏頼の跡を継いだ大森藤頼を敗走させ、その後大森氏は滅亡した。

参考文献 「現地案内板」
                      「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2008年2月