大村館

大村館おおむらやかた
長崎県大村市乾馬場町
Mapion

--館址標柱--
別名     
交通 JR大村線「大村駅」から徒歩20分。
築城年代 戦国時代
築城者 大村純前
形式
主な城主 大村純忠
大村藩郷村記」によると、994年(正暦5)藤原純友の孫直澄が伊予大洲からこの地に下向して大村氏を称し、久原城を築いたとされ、平時にはこの大村館に居住したという。しかし直澄を祖とする説は現在否定されている。
一方「大村記」では戦国時代、大村氏17代純前が設けたとしており、こちらの説が有力視される。1564年(永禄7)18代純忠が三城城を築いて移った後は大村純清の屋敷になったという。
遺構は全く見当たらず、標柱が立つのみとなっている。

参考文献 「長崎県中近世城館跡 長崎県教育委員会」
  「長崎・佐賀の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2015年7月