三城城

三城城さんじょうじょう
長崎県大村市三城町
Mapion

--城址碑--
別名              
交通 JR大村線「大村駅」から徒歩15分。
築城年代 1564年(永禄7)
築城者 大村純忠
形式 平山城
主な城主 大村純忠
1558年(永禄1)大村館主大村純忠により築城が開始され、1564年(永禄7)に完成したとされる。そして1598年(慶長3)玖島城が築かれるまで、純忠・喜前の2代34年間の居城となった。
1572年(元亀3)7月30日、三城城は後藤貴明・松浦隆信・西郷純堯ら1500余騎に攻められた。この時三城城には城主純忠の他、主たる武将7名、そして家人・人質等72名の計80名が居ただけであった。しかし大村方は奮戦し、やがて家臣団も三城城に続々と馳せ参じると、寄手は撤退し、純忠は城を守りきった。「三城七騎籠
喜前が玖島城へ移った後も三城城は存続していたが、1637年(寛永14)幕府の命により破却された。
長崎県忠霊塔が立つ本丸を中心とし、北側の二の丸、南西の三の丸と大きく3つの曲輪から成り、本丸北側には土塁や堀が残されている。
本丸下曲輪跡 本丸 三城城築城以前墓地跡

参考文献 「現地案内板」
                     「長崎・佐賀の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2015年7月