秋田県横手市新坂町
--南から大鳥井山遠望--
| 別名 | 大鳥柵・関根柵・関根城 |
| 交通 | 各線「横手駅」からバス「新坂」下車。 |
| 築城年代 | 1046〜1058年(永承〜天喜年間) |
| 築城者 | 清原光頼 |
| 形式 | 平山城 |
| 主な城主 | 清原氏 |
| 標高約70メートルの大鳥井山・小吉山の2つの独立丘陵から成り、狩猟採集時代から居住地として利用されていたと考えられ、土器や石器が発掘されている。 平安時代に入ると、清原光頼・頼遠(大鳥居太郎)父子により居館が築かれたと伝えられるが、1083年(永保3)〜1087年(寛治1)後三年の役において、金沢柵と共に焼失し、清原一族は滅亡した。 その後藤原清衡の3男正衡によって再び城柵が築かれ、関根柵と呼ばれたが、やがて居館としての機能は失われ、霊場のような信仰の場になったと考えられる。 発掘調査の結果、平安時代以降はほとんど利用された形跡が見つからなかった事から、現在見られる遺構は平安時代の貴重な遺構と推定される。また柳之御所と立地や構造が似ている事から、藤原清衡は清原氏の文化を元として平泉を建設したとも考えられている。 |
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| 東側にある十三塚 | 北側堀跡�� | 北側堀跡�� |
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| 正面の小吉山には火葬墓が残る | 堀切 | 主郭に建つ大鳥井山神社 旧社殿は平城の城門の一部を利用 して建立されたと伝えられるが、昭和 31年に焼失した為、翌年再建された |
「青森・岩手・秋田の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2013年9月
