御館

御館おたち
長崎県平戸市鏡川町
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--史料博物館入口に立つ碑--
別名       
交通 松浦西九州線「たびら平戸口駅」下車。「平戸口駅」又は「平戸
口桟橋」からバス「平戸桟橋」下車。
築城年代 1624〜44年(寛永年間)初期か
築城者 平戸松浦氏
形式
主な城主 平戸松浦氏
1613年(慶長18)日之嶽城が出火・焼失した為、松浦氏は城を再建せず、藩庁兼私邸として中之館を築いた。
その後移転理由及び時期について詳細は不明だが、1627年(寛永4)頃までにこの御館へ移ると、1707年(宝永4)松浦棟により平戸城(日之嶽城)が再築されるまで、約80年間本拠としていたものと考えられる。
1893年(明治26)御館跡には旧藩主松浦詮の私邸が建てられ、その後建物は松浦史料博物館に寄贈され、現在に至る。
史料博物館へ登る途中の石垣や石段は当時のものであるという。
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明様式で造られた六角井戸
明の海商、王直は松浦隆信の優遇を
得て平戸を根拠とし、多くの明商人が
定住した。
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フランシスコ・ザビエル記念碑
1550年(天文19)鹿児島を経て平戸を
訪れ、隆信の許しを得て平戸に初め
てのキリスト教の布教伝導を行った
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和蘭商館跡
1609年(慶長14)平戸に2隻のオランダ
船が来航。時の藩主隆信の斡旋により
徳川家康次いで秀忠に謁見したオラ
ンダ使節は貿易の許可を得て、オラ
ンダ商館が設置された。

参考文献 「現地案内板」
                    「長崎・佐賀の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2013年1月