霊山城

霊山城りょうぜんじょう
京都府京都市東山区清閑寺
Mapion

--本丸東堀切--
別名      
交通 京阪本線「清水五条駅」から清水寺まで徒歩20分。
地図の地点、清水寺境内に建つ地主神社横から続く登山道を尾根まで
登り、京都一周トレイル東山19番標柱から北へ進むと5分程で城址です。
築城年代 1552年(天文21)
築城者 足利義輝
形式 山城
主な城主 足利義輝
1552年(天文21)足利義輝が焼失した中尾城の代わりとしてこの地に在った正法寺という時宗寺院跡を修築、築城したものとされる。
翌年8月、三好長慶が大軍を率いて上洛すると、義輝は船岡山に陣を移し、霊山城には三宝院坊官松田堅物や土豪の磯谷氏らが籠城していたが、長慶家臣である今村慶満に攻められ、僅か1日で落城、義輝は近江国朽木へ逃れた。
正法寺裏手、標高177メートル霊山山頂に位置する。非常に小規模で、改変されている箇所も在るようだが、東側尾根続きに設けられた二重堀切が良く残されている。
東山19番標柱から城址方面 本丸東堀切・土橋 本丸下に立つ石仏
本丸 本丸下に立つ伊藤春畝遺詩碑 本丸西段曲輪

参考文献 「近畿の城郭 戎光祥出版」
                「京都・滋賀・福井の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2017年4月