埼玉県秩父郡皆野町三沢
登山口地図
--南西尾根堀切に残る石積み--
| 別名 | 千馬山城・要害城 |
| 交通 | 秩父鉄道「親鼻駅」から登山口まで徒歩35分。 |
| 築城年代 | 戦国時代 |
| 築城者 | 用土新左衛門重利 |
| 形式 | 山城 |
| 主な城主 | 用土新左衛門正光 |
| 戦国時代、花園城を居城とする用土新左衛門重利(藤田右衛門佐重利)により築かれたとされ、後に重利が天神山城に移ると、花園城と共に天神山城の支城の役割を担っていたと考えられる。 1546年(天文15)川越夜戦以降、北条氏康が勢力を広げると、重利は氏康の3男氏邦を養子として迎え、天神山城と花園城を譲り、自身は用土城に退いて用土氏を称した。そして龍ヶ谷城は鉢形城の出城となる。 1569年(永禄12)龍ヶ谷城は土坂峠を越え、秩父へ侵入した甲斐武田氏に攻められたが、要害堅固の龍ヶ谷城を攻めあぐんだ武田氏は撤退している。付近にはこの時の激戦を偲ばせる「戦場」や「向戦場」等の地名が今も残されている。 1590年(天正18)豊臣秀吉による小田原攻めの際、龍ヶ谷城には三上外記が城主として置かれていたが、鉢形城落城と共に廃城となった。 同じ用土氏築城の花園城と構造が良く似ており、遺構が良好に残る。 |
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| 南西堀切 | 物見曲輪堀切・土橋 | 二の丸下石積み |
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| 二の丸 | 本丸下横堀 | 本丸 |
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| 本丸に立つ石祠 | 本丸北西堀切 | 二の丸下横堀 |
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| 北東尾根二重堀切�� | 北東尾根二重堀切�� | 南西麓から城址遠望 |
「東京・埼玉の城郭 新人物往来社」
「秩父路の古城址 有峰書店新社 」
訪城回数 1
2014年2月
