福井県鯖江市屋形町 --受福堂御門・松阜神社境内-- |
別名 | 鯖江館・鯖江城 |
交通 | JR北陸本線「鯖江駅」から徒歩5分。 |
築城年代 | 1721年(享保6) |
築城者 | 間部詮言 |
形式 | 陣屋 |
主な城主 | 間部氏 |
1686年(貞享3)福井藩主6代松平綱昌の時、福井藩は半知され、天領となった地を経営する為、幕府は勝山と西鯖江に陣屋を置いた。そして1721年(享保6)越後国村上城主間部詮言はこの内の5万石をもって鯖江に移封となり、鯖江藩が成立した。 間部氏は旧鯖江陣屋(代官所)に居館を構え、藩庁とし、その後城下町の建設が進められた。 1840年(天保11)幕府より築城許可を得て、5千両の下腸を受けるが、立地等の条件により実現しなかった。 現在一帯は市街地化されているが、屋形稲荷神社が立つ小公園に案内が立つ。また鯖江駅西側に建つ松阜神社境内(松阜御殿跡)には5代藩主詮茂が藩祖詮房を祀る為、藩邸内に創建したとされる受福堂・御門が移築されている。 |