作延城

作延城さくのべじょう
神奈川県川崎市高津区上作延
Mapion

--城址碑--
別名 作延城山
交通 JR南武線「津田山駅」から徒歩10分。
築城年代 鎌倉時代初期
築城者 稲毛三郎重成か
形式 丘城
主な城主 稲毛氏
多摩川右岸に沿って延びる多摩丘陵は自然の要害を成し、中世の頃、鎌倉北方の防衛線として、この地に築かれた山城の一つ。作延城の他、西へ4キロの地点に桝形山城、更にその西に小沢天神山城がある。また源氏の祈願所で頼朝の弟である全成が院主となった威光寺(現妙楽寺)も丘陵の一画を占めていた。
現在緑ヶ丘霊園の敷地となっており、城址碑があるのみで遺構は残されていない。

参考文献 「現地案内板」
                      「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2007年7月