小沢天神山城

小沢天神山城おざわてんじんやまじょう
東京都稲城市矢野口
Mapion

--城址碑--
別名 小沢城・城山
交通 京王相模原線「京王よみうりランド駅」から徒歩20分。
築城年代 鎌倉時代
築城者 小沢小太郎重政か
形式 山城
主な城主 小沢重政・後北条氏
平安時代末期、枡形山に居を構えた小山田城主小山田有重の子稲毛三郎重成、またはその子小沢小太郎重政により築かれたとされる。しかし桝形山城・小沢天神山城共にこの時代のものではないとする説もある。
1205年(元久2)二俣川合戦後、重忠謀殺に加担させられた重成・重政父子は討たれた。
その後小沢天神山城は矢野口の渡しを押さえる拠点として重要視され、1351年(観応2)足利尊氏と弟直義が争うと、尊氏方に従った高麗彦四郎経澄は12月20日、小沢城を攻め焼き払ったという。
1530年(享禄3)北条氏康は、小沢天神山城に陣を構え、武蔵府中に進んできた扇谷上杉朝興勢を小沢原で破り、初陣を飾っている。
馬場跡 天神坂 天神山(物見台)
天神山(物見台)下堀切 竪堀 浅間山
井戸跡 お台場 堀切

参考文献 「現地案内板」
                    「東京・埼玉の城郭 新人物往来社」  
訪城回数 2
2006年3月
2007年3月