北海道函館市志海苔町 --館址碑-- |
別名 | 志濃里館 |
交通 | JR函館本線「函館駅」下車。 「松風町」バス停からバス「志海苔」下車。 |
築城年代 | 14世紀初頭 |
築城者 | 小林氏 |
形式 | 平山城 |
主な城主 | 小林良定 |
1455〜57年(康正年間)頃、小林太郎左衛門良景が居住していたとされるが、小林氏は良景の祖父次郎重弘の時、上野国から蝦夷へ渡ってきたといわれ、築城は14世紀初頭の頃と考えられる。 1457年(長禄1)5月14日、コシャマインの乱で志苔館は攻め落とされ、小林良景は討死した。乱後良景の子良定が復帰するが、1512年(永正9)4月16日に再びアイヌの蜂起があり、志苔館は陥落、良定は討死した。 志苔館陥落の2年後、1514年(永正11)小林氏3代良治は蠣崎光広に従い、松前へ移ったといわれ、志苔館もこの時廃館になったものと考えられる。 志苔館は大館と小館から成っていたといい、小館は宅地化され形状は分からなくなっているが、大館は綺麗に整備され、遺構も良く残されている。 |
西下に立つアイヌ・和人慰霊碑 | 主郭西二重空堀 | 主郭西二重空堀・主郭虎口 |
主郭から見る主郭西二重空堀 | 主郭(大館) | 主郭に立つ碑 |
主郭北空堀 | 東土塁上から主郭全景 | 井戸跡 |
主郭東土塁 | 主郭東空堀 | 主郭南土塁 |