杉本城

杉本城すぎもとじょう
神奈川県鎌倉市二階堂
Mapion

--杉本寺--
別名  
交通 JR横須賀線「鎌倉駅」から徒歩35分。
築城年代  
築城者 杉本義宗
形式 山城
主な城主 斯波三郎家長
三浦大介義明の嫡男太郎義宗が衣笠城の支城として築いたといわれ、その後鎌倉東方、朝比奈切通防衛の役割を担った。
1337年(建武4)12月23日、北畠顕家・北条時行・新田義興らの軍勢が鎌倉を攻めた際、杉本城は斯波三郎家長以下300余人が守っていたが、朝比奈切通から侵入した大軍に攻められ、僅か一日で落城、家長は観音堂の縁で自刃したという。
杉本寺が城址。境内には討死した武者を弔うものという五輪塔が立つ。
杉本寺参道 五輪塔群 杉本寺から東方の眺め

参考文献   「鎌倉合戦物語 雄山閣出版」
              「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 2
2007年6月
2016年1月