杉ノ城

杉ノ城（すぎのじょう）
福岡県久留米市御井町

--北斜面畝状竪堀群--

別名	住厭城
交通	JR久大本線「久留米大学前駅」から徒歩40分。高良大社裏手から登山道があります。
築城年代	南北朝時代か
築城者
形式	山城
主な城主	菊池氏

築城者・年代は不明だが、三韓征伐の際、高良の神が本城としたという伝説が残る。
1359年(延文4)筑後川合戦の際、懐良親王・菊池武光が毘沙門岳城を本城とした時、杉ノ城も利用されたと考えられ、菊池勢1千5百騎が籠ったという記録が残る。
その後戦国時代に入ると大友氏または龍造寺氏により利用されたと考えられる。
高良大社裏手から東へ延びる細長い尾根上に築かれている。主に北斜面を中心に堀や土塁を設けており、本丸北下には畝状竪堀群が築かれている。


東堀切①	東堀切②	東曲輪


北斜面横堀	本丸下に残る石積み	土塁


北斜面畝状竪堀群	本丸	本丸からの眺め

参考文献　　「福岡県の城郭　銀山書房」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「福岡・熊本・鹿児島の城郭　新人物往来社」　

訪城回数　1

2019年12月