小代館

小代館しょうだいやかた
埼玉県東松山市正代
Mapion

--館址・青蓮寺--
別名    
交通 東武東上線「高坂駅」から徒歩20分。
築城年代 平安時代末期
築城者 小代次郎大夫遠弘
形式
主な城主 小代氏
小代氏は武蔵七党の一つ児玉党の出で、入西資行の2男次郎大夫遠弘が小代郷に住し、小代氏を称した事に始まる。
1247年(宝治1)小代重俊は子重康の宝治合戦の戦功により、肥後国野原庄(熊本県荒尾市)の地頭職に任ぜられた。当時は地頭代に所領の管理を任せていたが、1271年(文永8)幕府から蒙古襲来に備える為、また領内の争いを治める為、下向を命じられると、小代氏一族は野原庄へ移り住み、その後筒ヶ岳城を築いて三百数十年その地で栄えた。
境内には小代氏4代目重俊の仁徳を慕い、また祖先供養の為、一族により建立されたという板碑が立つ。
本堂 小代氏供養板碑

参考文献 「現地案内板」
                    「東京・埼玉の城郭 新人物往来社」  
訪城回数 1
2008年3月