千葉県館山市館山 --貴美稲荷神社-- |
別名 | |
交通 | JR内房線「館山駅」から徒歩40分。 |
築城年代 | 1791年(寛政3) |
築城者 | 稲葉正盛 |
形式 | 陣屋 |
主な城主 | 稲葉氏 |
1781年(天明1)山城国淀藩主稲葉正親の3男正明は分家の旗本正福の養子となり、安房・上総両国に1万石を与えられ諸侯に列した。正明の後は正武と続き、1791年(寛政3)正盛の時、館山城南麓に陣屋を構えたとされる。 続く正巳は幕府要職を歴任し、1868年(慶応4)戊辰戦争の時、正善の代であったが、正巳が藩論をまとめて恭順の意を示し、難局を乗り越えた。 1869年(明治2)正善は版籍奉還を上奏して館山藩知事となり、1871年(明治4)廃藩置県を迎えた。 現在陣屋跡一帯は宅地化されているが、一画に稲葉氏の霊を祀った貴美稲荷が建つ。 |