千葉県館山市館山
--模擬天守--
| 別名 | |
| 交通 | JR内房線「館山駅」から徒歩30分。 |
| 築城年代 | 1590年(天正18) |
| 築城者 | 里見義康 |
| 形式 | 丘城 |
| 主な城主 | 里見忠義 |
| 1590年(天正18)里見氏9代義康により築かれた。8代義頼はそれまで岡本城を居城としており、1578年(天正6)往昔平判官貞政が居城していたというこの館山の地に築城を計画するが病没した為、その子義康が引継ぎ、1588年(天正16)着工、1590年(天正18)完成したとされる。 同年、義康は豊臣秀吉による小田原攻めに遅参した為、安房一国を残して上総を没収されるが、その後1592年(文禄1)文禄の役に出陣し、1600年(慶長5)関ヶ原合戦の功により翌年鹿島3万石を加増された。 1614年(慶長19)10代忠義の時、妻の祖父大久保忠隣の改易に連座して安房9万2千石は没収となり、鹿島3万石の替地として伯耆国倉吉に移されると、館山城は破却された。1622年(元和8)忠義は倉吉で29歳で病没し、里見氏は滅亡するが、この時殉死した8人の家臣が滝沢馬琴作「南総里見八犬伝」のモデルだといわれ、南東に墓所がある。城址は戦時中、軍事施設が置かれ改変されており、遺構はほとんど無いが、東側麓の大膳山や御霊山は惣構の跡で、土塁や堀の一部が残されている。 |
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| 模擬天守 | 模擬天守�� | 千畳敷 |
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| 御厩(里見義康居館跡・礎石) | 堀切 | 八遺臣墓所 |
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慈恩院・里見義康墓所 |
大膳山 里見義康弟である正木時茂屋敷跡 |
御霊山堀跡 |
「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2015年1月
