天城城

天城城てしろじょう
長野県長野市松代町清野
(千曲市生萱)
Mapion

--主郭に立つ標柱--
別名                
交通 しなの鉄道「屋代駅」からバス「岩野」下車。
妻女山展望台から天城山経由の登山道があります。
築城年代 戦国時代
築城者 清野氏または武田氏
形式 山城
主な城主 武田氏
鞍骨城から北西尾根続きにある標高694メートルの天城山山頂に位置する。鞍骨城の出城であったと考えられるが、同時期に築かれたものかは不明。この地方に武田氏の勢力が及ぶと、鞍骨城を中心とする海津城防衛城塞として機能したと考えられている。
妻女山展望台から二本松峠・鞍骨城方面へ通じるあんずの里ハイキングコースを通り、40分程で城址。山頂の主郭を中心にいくつか腰郭を設けた非常に小規模な城で、唐崎城へ続く西尾根と二本松峠・鞍骨城へ続く南尾根にはやや埋没している印象だが、それぞれ堀切が残されている。
主郭北下腰郭 主郭 主郭にある古墳石室
主郭南堀切 南側には天水溜とも思われる窪地が
見られる平場がある
二本松峠

参考文献 「戦国武田の城 有峰書店新社」
       「信濃の山城と館  戎光祥出版」
         「長野・山梨の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2015年3月