長野県長野市松代町清野
(千曲市倉科)
--本丸北石垣--
| 別名 | 倉骨城・鞍橋城 |
| 交通 | しなの鉄道「屋代駅」からバス「岩野」下車。 妻女山展望台から天城山経由の登山道があります。 |
| 築城年代 | 1504〜20年(永正年間)か |
| 築城者 | 清野勝照 |
| 形式 | 山城 |
| 主な城主 | 清野氏 |
| 1504〜20年(永正年間)清野山城守勝照により築かれたといわれるが定かでない。清野氏は葛尾城主村上氏に属し、この鞍骨城を本城として、東に竹山城、西は唐崎城、南西は鷲尾城を外郭としこの地一帯に勢力を持っていたと見られるが、1550年(天文19)葛尾城落城の3年前には寺尾城主寺尾氏と共に武田氏に
通じており、鞍骨城も武田氏に利用されたと考えられる。 1582年(天正10)武田氏滅亡後は上杉景勝に従い、鞍骨城は景勝が一時布陣したと思われるが、その後上杉氏の会津転封に従い、清野氏は1万1千石の知行を得ており、鞍骨城もやがて廃城になったものと考えられる。 古くから倉科方面から松代へ至る交通の要衝であった二本松峠の東700メートルに位置する。二本松峠方面へ続く西尾根は特に厳重で、出城である天城城と一体となり西側からの侵入に備えていた事が伺える。主要部にはやや崩落が進んでいる印象だが石垣が良く残されており、主郭からは善光寺平を一望出来る。 |
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| 西尾根堀切 | 西尾根二重堀切 | 馬場跡 |
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| 竪堀 | 郭跡 | 主郭西下石垣 |
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| 主郭石垣�� | 主郭石垣�� | 主郭南尾根 |
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| 主郭虎口 | 主郭 | 主郭土塁 |
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| 主郭東下郭跡(水の手か) | 東尾根堀切 | 城址からの眺め |
「信濃の山城と館 戎光祥出版」
「長野・山梨の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2015年3月
