殿上砦

殿上砦とんのうえとりで
神奈川県平塚市高根
Mapion

--字殿上・正面が岩戸分神社--
別名           
交通 JR東海道本線「平塚駅」からバス「山下」下車。
築城年代      
築城者      
形式 山城
主な城主      
高麗寺山北麓、標高50〜60メートルの台地上に位置する。後北条氏一族、大和兵部大輔家臣の川口但馬守が居館を構えたとされるが、山下長者屋敷と共に高麗寺山城砦群としてその時々の勢力・目的に応じて利用されたと考えられる。
砦跡と想定される台地上ピークは病院や農協教育センター敷地となり、大きく改変されている。東側(字殿上)は農地や岩戸分神社となり、開発されていないが、特に遺構は残されていない。山下長者屋敷西側に建つ薬師堂脇に殿上付近の畑や貝塚で発掘されたものという五輪塔が置かれている。
岩戸分神社 農協教育センター Mapion
五輪塔

参考文献 「平塚と相模の城館 平塚市博物館」
          「中世平塚の城と館 平塚市教育委員会」
訪城回数 1
2019年4月