殿島城

殿島城とのしまじょう
長野県伊那市東春近
Mapion

--本丸東二重空堀--
別名 本城・中殿島の城
交通 JR飯田線「沢渡駅」から徒歩30分。
築城年代 1532〜55年(天文年間)
築城者 殿島大和守重国
形式 平山城
主な城主 殿島大和守重国
1532〜55年(天文年間)春日城主伊那部但馬守重成の2男重国が1千5百石を拝領して築城し、殿島を称したと伝えられる。
1556年(弘治2)甲斐武田氏が伊那に侵入すると、重国をはじめとする伊那諸氏は抵抗するが及ばず、狐島で磔にされ、黒河内(長谷)の八人塚に葬られたとされる。
その後は16世紀後半まで高遠城の支城の役割を果たしたと考えられる。
本丸東虎口 本丸東二重空堀 本丸
本丸東土塁 本丸西帯曲輪 本丸南虎口

参考文献 「信濃の山城と館 戎光祥出版」
          「長野・山梨の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2008年11月