栃木陣屋

栃木陣屋とちぎじんや
栃木県栃木市旭町
Mapion

--裁判所北側に建つ満福寺--
別名
交通 各線「栃木駅」から徒歩15分。
築城年代 1705年(宝永2)
築城者 戸田忠時(忠利)
形式 陣屋
主な城主 戸田氏
1705年(宝永2)足利・河内・都賀の3郡内1万1千石で入部した戸田忠時(忠利)が立藩した足利藩主戸田氏陣屋跡。
初め陣屋は栃木城内に設けられたが、後に裁判所付近に移され、以後廃藩置県まで続いた。
1867年(慶応3)栃木陣屋は倒幕派による出流天狗事件に巻き込まれている。出流山に籠った倒幕派の下野・常陸の浪人達は挙兵の為、栃木陣屋に軍資金を要求し、4百両を受け取るが、この事を知った関八州取締出役は兵を差し向け、栃木宿にて戦闘が行われた。
市街地化により遺構は見当たらず、案内板等も特に設置されていない。

参考文献 「とちぎの古城を歩く 下野新聞社」
            「栃木県の中世城館跡 栃木県教育委員会」
           「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2022年5月