柳生古城

柳生古城やぎゅうふるしろ
奈良県奈良市柳生下町
Mapion
登山口地図

--西から城址遠望--
別名 古城山
交通 JR関西本線「奈良駅」からバス「柳生」下車。
築城年代    
築城者 柳生氏
形式 山城
主な城主 柳生永珍
1331年(元弘1)8月元弘の乱の際、後醍醐天皇が潜幸していた笠置山の南部を守る為、柳生永珍がこの古城山に陣しており、天皇方唯一の糧道であった柳生方面を守る為、南麓の数珠口坂で13名の兵が討死したという。
柳生郷を支配する為の居城である柳生本城に対し、この城は番城の性格を持つ。1544年(天文13)7月27日、筒井勢が外城を押し取り、29日に本城を落としたと記録にあるが、この外城が当城とも考えられている。
城址南を通る4号線
ここから登山道がある
鉤形に屈折する堀(塹壕か) 本丸南堀切
本丸 本丸北土塁上に立つ剣塚 本丸北堀切

参考文献 「現地案内板」
                          「三重・奈良・和歌山の城郭 新人物往来社」   
訪城回数 1
2010年2月