山科本願寺

山科本願寺やましなほんがんじ
京都府京都市山科区西野阿芸沢町
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--山科中央公園・土塁--
別名    
交通 JR東海道本線「山科駅」から徒歩20分。
築城年代 1478年(文明10)
築城者 蓮如
形式 平城
主な城主 蓮如
本願寺は初め洛中大谷にあったが、1465年(寛正6)比叡山宗徒に破壊されると越前吉崎に移り、1478年(文明10)この山科に移り、本願寺を建立した。以後総本山として寺内町は発展し、蓮如の子実如、孫の証如の頃に寺内町を守る為、町全体を土居で囲み、城郭化されたと考えられる。
1532年(天文1)本願寺の勢威に不安を覚えた細川晴元との対立が次第に深まり、晴元は本願寺と対立する法華宗徒に働きかけ、更に近江六角定頼にも支援を求める。同年8月24日、山科本願寺は焼き討ちに遭い、寺内町も全焼した為、本願寺は石山に移された。
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蓮如上人廟所
1499年3月山科で85歳で没する
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蓮如上人御指図の井戸
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南殿跡・光照寺

   参考文献  「京都・滋賀・福井の城郭 新人物往来社」
訪城回数 2
2008年1月
2009年6月