座光寺北城

座光寺北城ざこうじきたじょう
長野県飯田市座光寺
Mapion

--座光寺小西側を流れる川--
別名 上野北城
交通 JR飯田線「元善光寺駅」から徒歩20分。
築城年代 1394〜1427年(応永年間)頃か
築城者 座光寺氏
形式 平山城
主な城主 座光寺氏
築城年代は明らかではないが、座光寺氏代々の居城とされる。
座光寺氏は、1394〜1427年(応永年間)船山城主片切(片桐)為信の3男河内守重慶が、松岡城の松岡氏に従い、この地に移ると地名から座光寺氏を称した事に始まるという。1532〜54年(天文年間)一時知久氏に属したが、その後武田氏に従う。
1575年(天正3)座光寺左近進は岩村城に籠もり、秋山信友らと共に織田氏によって磔刑に処されたが、一族は江戸時代まで座光寺氏として続いた。
三の丸にあたる耕雲寺から南、保育園や小学校が建つ一帯が城址で、耕雲寺と保育園の間には空堀跡と思われる地形が残されており、南東には出城とされる座光寺南城がある。
座光寺小学校 耕雲寺境内に残る土塁 耕雲寺西側を流れる沢

参考文献 「現地案内板」
                     「信州の山城 信毎書籍出版センター 」
                「日本城郭全集 人物往来社」
訪城回数 1
2008年11月