大物城

大物城だいもつじょう
兵庫県尼崎市大物町
Mapion

--大物主神社--
別名 尼崎城
交通 各線「大物駅」から徒歩5分。
築城年代 1519年(永正16)
築城者 細川高国
形式 平城
主な城主 細川尹賢
1519年(永正16)細川高国が築いた柵城に始まるとされる。その後1526年(大永6)高国は修築を命じており、徐々に堅固な館城になったものと思われ、高国の従兄弟細川尹賢が守った。しかし尹賢は高国と対立する細川晴元方に転じ、1531年(享禄4)高国は大物合戦に敗れた。
1578年(天正6)有岡城主荒木村重は織田信長に叛旗を翻し、有岡城が大軍に包囲されると、城を脱して大物城に一時在城している。
大物城の所在地は不明で、1617年(元和3)に築かれた近世尼崎城本丸と同一地、または別個の城で大物主神社を含む地域に在った等、諸説ある。

参考文献 「ひょうごの城 神戸新聞総合出版センター」
   「大阪・兵庫の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2015年8月