兵庫県伊丹市伊丹1丁目
--石垣--
| 別名 | 伊丹城 |
| 交通 | JR福知山線「伊丹駅」から徒歩3分。 |
| 築城年代 | 鎌倉時代末期頃 |
| 築城者 | |
| 形式 | 平城 |
| 主な城主 | 荒木村重 |
| 鎌倉時代、摂津国は六波羅北方が守護職を兼務し、各地域を支配する鎌倉御家人を配置しており、交通の要衝を占めるこの地にあった伊丹城は伊丹氏が居城としていた。 1568年(永禄11)織田信長が足利義昭を奉じて上洛すると、伊丹氏は早くから信長に従属する。そして伊丹氏は高槻城主和田惟政、池田城主池田勝正と共に摂津三守護に任命され、3万石を得た。しかし1573年(元亀4)信長が将軍義昭を追放すると、将軍家側近の伊丹氏は信長と対立するようになる。1574年(天正2)信長は荒木村重に命じ、伊丹城を攻め、伊丹氏は滅びた。村重は摂津の新守護として、38万石で伊丹城に入城し、大改修すると共に城名は有岡城と改められた。 1578年(天正6)村重が信長に背いた為、有岡城は大軍に包囲された。村重は城を脱して尼崎城(大物城か)に入り、次いで花熊城を経て西国に逃れた。村重の脱出後も有岡城は持ちこたえていたが、遂に落城、一族郎党皆処刑された。 落城後、有岡城は池田恒興の子元助に与えられ、再び伊丹城と呼ばれるようになる。そして豊臣秀吉の直轄領となり廃城されるまで続いた。 |
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| 建物跡礎石 | 井戸跡 | 西側堀跡 |
有岡城惣構
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岸の砦・猪名野神社 境内に土塁が残る |
女郎塚砦(上�當雄�) 所在地は不明だが、墨染寺境内に 女郎塚が移されている |
鵯塚砦 付近を流れる水路は堀跡か |
「大阪・兵庫の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2010年10月
