五稜郭

五稜郭ごりょうかく
北海道函館市五稜郭町44
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--五稜郭タワーから見る五稜郭--
別名 亀田役所土塁
交通 函館市電「五稜郭公園前駅」から徒歩10分。
築城年代 1857年(安政4)着工・1864年(元治1)完成
築城者 江戸幕府
形式 平城
主な城主       
1854年(安政1)日米和親条約により、下田と箱館が開港すると、箱館奉行が再設置され、旧箱館奉行所が庁舎に当てられるが、手狭であり、また港湾から近い事から防衛上不利とされ、移転が検討される事となる。移転先として内陸のこの地が選ばれ、1857年(安政4)から蘭学者武田菱三郎の設計の下に着工され、1864年(元治1)完成した。五稜郭は蝦夷地の統治や開拓、箱館での諸外国との交渉等、幕府の北方政策の拠点となった。
1868年(明治1)榎本武揚らが率いる旧幕府軍は蝦夷へ上陸し、10月26日五稜郭を無血開城し、11月には松前城も攻略するが、翌年5月11日、新政府軍の函館総攻撃により四稜郭権現台場は陥落、18日旧幕府軍は降伏した。
一の橋・五稜郭碑 五稜郭タワーから見る半月堡
当初は5ヶ所に設置される予定
だったが、予算の不足から
正面の1ヶ所のみになったという
半月堡石垣
槹出(はねだし)工法で築かれている
外堀 門番所脇内堀 設計者・武田菱三郎顕彰碑
復元された函館奉行所 土蔵(兵糧庫) 板蔵
仮牢跡 土塁 裏門跡脇空堀
外堀 裏門橋 五稜郭タワーから函館山方面

参考文献 「現地案内板」
                      「北海道・沖縄の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2012年8月