島根県浜田市殿町 --二ノ門跡石垣-- |
別名 | 亀山城 | 交通 | JR山陰本線「浜田駅」から徒歩20分。 |
築城年代 | 1620年(元和6) |
築城者 | 古田重治 |
形式 | 平山城 |
主な城主 | 古田氏・松井松平氏・越智松平氏 |
1619年(元和5)伊勢国松坂城主古田重治は5万4千石でこの地に移ると、1620年(元和6)2月より築城を開始、同年11月に完成し、1623年(元和9)5月、城下町が整備された。 2代重恒の時、改易となり、1649年(慶安2)播磨国宍粟から松平康映が入城、一時本多氏が入城するが、1836年(天保7)陸奥国棚倉城に移るまで松井松平氏の居城となる。 代わって上野国館林城から越智松平氏が入城し、1866年(慶応2)7月、第二次長州征伐の際、長州兵に攻められ、自焼退城となり、その役割を終えた。 標高68メートルの丘陵上に築かれ、北は日本海を望み、西南には城を囲むように浜田川が流れている。山頂に位置する本丸には三重の天守があったとされ、南に二の丸・出丸があり、石垣が残されている。山麓、浜田税務署やホテル周辺には御殿が設けられており、また隣接する夕日ヶ丘と呼ばれる山も城郭に一部で茶屋や櫓があったという。 |
護国神社 | 石垣 | 津和野藩庁門(浜田県庁門) |
石垣 | 出丸 | 内側から見る二ノ門跡 |
本丸 | 三重櫓(天守)跡 | 本丸からの眺め |