1585年(天正13) 小笠原貞慶×保科正俊 --鉾持桟道合戦地-- |
交通 | 「高遠駅」(バスターミナル)から徒歩10分。 |
1585年(天正13)12月、高遠城主保科正直は徳川家康の命を受け、小諸に出陣し、真田昌幸攻めに加わる。この隙をついて豊臣方に寝返った松本城主小笠原貞慶は手薄の高遠城を一挙に手に入れようと5千の大軍をもって侵攻してきた。 高遠城は僅かな兵であったが、この鉾持桟道(山腹を通る細道で、京極氏時代に道が出来、保科氏時代には高遠城の西の守りを担っていた)において、留守を預かる正直の父正俊の奇計により小笠原勢は川に転落する者も多く大敗を喫した。 この戦いは爼畑(まないたばた)の合戦ともいわれる。 |