鹿背山城

鹿背山城かせやまじょう
京都府木津川市鹿背山
Mapion
西念寺地図

--南西斜面・畝状竪堀群--
別名  
交通 JR関西本線「木津駅」から西念寺まで徒歩25分。
西念寺横から登山道があります。
築城年代 1188年(文治4)頃
築城者 木津太郎英清
形式 山城
主な城主 松永久秀
鹿背山の地は古くから南山城から近江・伊賀国を結ぶ交通の要所であったと考えられる。
1188年(文治4)頃、木津太郎英清によって築かれ、1470年(文明2)10月畠山義就勢に攻められ、同16日落城したと思われる。
1565年(永禄8)頃から1568年(永禄11)頃、織田信長が京に入る直前まで、鹿背山城は多聞城を拠点とした松永久秀によって信貴山城龍王山城と共に重視され、南山城方面の出城として改修された。
南山城地方最大の規模を持つ鹿背山城だが、現在残る遺構は戦国期に改修されたものと見られ、築城当初は小規模であったと考えられている。
麓に建つ西念寺 大手道 下から見上げる竪堀
主郭下虎口 内側から見る主郭枡形虎口 主郭
主郭北東下竪堀 二郭 二郭・三郭間竪堀
井戸跡 主郭下土橋 主郭下竪堀

参考文献 「現地設置パンフレット」
                  「京都・滋賀・福井の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2009年3月