長崎県雲仙市国見町神代丙
--東から城址遠望--
長崎県雲仙市国見町神代丙 --東から城址遠望-- |
| 別名 | 鶴亀城 |
| 交通 | 島原鉄道線「神代町駅」から徒歩15分。 |
| 築城年代 | 鎌倉時代後期か |
| 築城者 | 神代氏 |
| 形式 | 平山城(海城) |
| 主な城主 | 神代貴茂 |
| 築城年代は不明だが、神代氏が代々拠り、南北朝時代、城主神代貴益の時、整備されたといわれる。 戦国時代、城主神代貴茂は肥前国村中城主龍造寺隆信に従い、日野江城主有馬晴信と対立する。1584年(天正12)沖田畷合戦の際、有馬氏を支援する島津氏の軍勢が島原に上陸すると、隆信は数万の兵を送り込み、神代城を本陣とした。その後龍造寺軍が敗れると、貴茂は神代城で防戦し、寄せ手を苦しめる。その為有馬勢は一計を案じ、和を結ぶとして貴茂を多比良城に誘い出し、暗殺したとされる。 後に神代城には有馬氏の代官が置かれるが、1587年(天正15)豊臣秀吉による九州征伐後、鍋島直茂が神代領3千石を与えられると、以後鍋島氏の飛地となり、1608年(慶長13)直茂の兄信房所領となる。領主神代鍋島氏は代々佐賀に居住していたが、1663年(寛文3)4代嵩就の代、この地に居を移したという。嵩就は神代城跡東側を埋め立て、陣屋や家臣屋敷地を造成し、現在の小路地区を整備したと推定される。 神代神社が建つ本丸は周囲に土塁が設けられており、東側には枡形虎口が綺麗に残されている。堀切跡である道路を挟み、北が二の丸で畑になっているが、土塁が確認出来る。 |
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| 旧鍋島家住宅 | 本丸・二の丸間堀切跡 | 二の丸 |
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| 本丸北虎口 | 本丸 | 本丸に建つ神代神社社殿 |
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| 本丸東土塁 | 本丸東枡形虎口�� | 本丸東枡形虎口�� |
