久保田城

久保田城くぼたじょう
秋田県秋田市千秋公園1
Mapion

--御隅櫓--
別名 矢留城・葛根城
交通 各線「秋田駅」から徒歩10分。
築城年代 1603〜1604年(慶長8〜9)
築城者 佐竹義宣
形式 平山城
主な城主 佐竹氏
1600年(慶長5)関ヶ原合戦の際、常陸国水戸城主佐竹義宣は西軍に通じたとして、1602年(慶長7)徳川家康により常陸54万石から出羽秋田20万石に転封を命じられた。始め義宣は前領主安東氏の居城であった湊城へ入城するが、要害の地ではなかった為、1603年(慶長8)5月、この久保田城の築城を開始し、翌年5月完成した。以後明治に至るまで佐竹氏代々の居城となる。
久保田城は天守閣や石垣が築かれず、徳川幕府への遠慮、財政上の困難、石垣造りの経験不足等が原因と考えられている。
大手門堀 二の丸 長坂門跡(二ノ門)
御物頭御番所 表門(一ノ門) 本丸
佐竹義堯像 埋門跡 多門長屋跡
御隅櫓 帯曲輪門跡 帯曲輪

参考文献 「現地案内板」
                        「青森・岩手・秋田の城郭 新人物往来社」
訪城回数 2
2012年8月
2015年9月