隈本城

隈本城くまもとじょう
熊本県熊本市中央区古城町
Mapion

--石垣--
別名 古城
交通 JR鹿児島本線「熊本駅」から徒歩25分。
築城年代 1492〜1501年(明応年間)
築城者 鹿子木親員(寂心)
形式 丘城
主な城主 鹿子木氏・城氏
1492〜1501年(明応年間)隈本を治める事となった鹿子木三河守親員(寂心)は、千葉城からこの地に移って築城し、一帯を支配した。
鹿子木氏は親員、親俊、鑑員と3代続くが、大友宗麟の勘気に触れ隈本城を退去。1550年(天文19)城氏が入城し親冬、親賢、久基と3代続いた。
1587年(天正15)佐々成政が入城するが、失政の責任を問われて自害すると、肥後北半国19万5千石を与えられた加藤清正が代わって入城した。
1600年(慶長5)関ヶ原合戦後、清正は宇土城主小西行長旧領である肥後南半国を合わせて54万石を領し、翌1601年(慶長6)熊本城の築城に着手、この時隈本城は近世熊本城の二の丸に組み込まれた。
現在城址は第一高校・古城堀端公園となっている。
高校敷地となる 南堀跡 南石垣・堀跡
南石垣 西側は古城堀端公園となる 西石垣

参考文献 「現地案内板」
                          「福岡・熊本・鹿児島の城郭 新人物往来社」
訪城回数 2
2008年1月
2013年1月