埼玉県比企郡吉見町北吉見
--三の丸・馬出間空堀--
| 別名 | 城山 |
| 交通 | 東武東上線「東松山駅」から徒歩30分。 |
| 築城年代 | 1399年(応永6) |
| 築城者 | 上田左衛門尉友直 |
| 形式 | 丘城 |
| 主な城主 | 上田朝直 |
| 築城年代は諸説あり、不明な点が多いが、1333年(正慶2)新田義貞が鎌倉幕府を攻撃した際、仮に要害を構え、兵を駐屯させた事に始まるといわれ、1399年(応永6)扇谷上杉氏の家臣上田左衛門尉友直、または1416年(応永23)頃、上田上野介により本格的に築城されたと考えられている。 1537年(天文6)川越城を攻略した北条氏綱は扇谷上杉朝定が逃げ込んだ松山城を攻めるが、松山城代難波田弾正らの活躍により攻略出来なかった。この時の合戦で北条方山中主膳と難波田弾正が歌を詠んだ「松山城風流合戦」は良く知られている。その後1546年(天文15)川越夜戦に勝利した北条氏康は上田朝直が籠もる松山城を攻略するが、岩槻城主太田資正の援軍を得た朝直は松山城奪回に成功する。しかし再び後北条氏に攻められると、朝直は内応し、松山城は後北条氏の支配下となった。 その後も北武蔵の要衝である松山城を巡り、後北条氏・上杉謙信・武田信玄等が攻防を繰り広げた。 1590年(天正18)豊臣秀吉による小田原攻めの際、前田利家・上杉景勝らの軍勢に囲まれ落城した。 その後松平家広の居城となるが、1601年(慶長6)跡を継いだ弟忠頼が遠江国浜松城に転封されると松山城は廃城となった。 |
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| 東曲輪(曲輪4) | 東曲輪・三の丸間土橋 | 三の丸 |
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| 三の丸・二の丸間空堀�� | 三の丸・二の丸間空堀�� | 二の丸 |
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| 本丸 | 本丸に立つ城址碑 | 本丸からの眺め |
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| 本丸・兵糧倉間空堀 | 兵糧倉跡 | 竪堀(岩室観音堂裏手) |
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| 惣曲輪 | 惣曲輪東堀跡 | 市野川対岸から城址遠望 |
「東京・埼玉の城郭 新人物往来社」
訪城回数 3
2006年4月
2008年3月
2016年1月
2008年3月
2016年1月
