茨城県那珂市南酒出
--二郭北堀--
| 別名 | |
| 交通 | JR水郡線「額田駅」から徒歩15分。 |
| 築城年代 | |
| 築城者 | 佐竹義茂 |
| 形式 | 平山城 |
| 主な城主 | 南酒出氏・酒出氏 |
| 1221年(承久3)承久の乱で戦功を挙げた太田城主佐竹氏4代秀義の2男義茂は佐竹惣領家より南酒出の地を与えられると南酒出城を築き、佐竹一族として南酒出氏を称したという。 その後南酒出氏は美濃国山田郷の支配を命じられ、代官として移住するが、後に子孫は帰国して馬場城に居城し、馬場氏を称したとされる。 また南酒出氏転出後、佐竹氏15代義治の孫である東義賢が居城して酒出氏を称し、1602年(慶長7)佐竹氏の出羽国秋田転封に伴い、義忠もそれに従い、廃城となった。 北は久慈川の低地で東から南にかけて深い谷となる湿地に突き出した台地上に位置する。台地縁辺に主郭・二郭・三郭が設けられ、北に四郭、蒼龍寺付近の五郭が並ぶ。築城当初は主郭のみの単郭の館であったが、徐々に拡張され、現在見られる南酒出城は1591年(天正19)佐竹氏19代義宣が額田城攻略の為に築いた付城・向城であったと考えられている。 |
 |
 |
 |
| 西から遠望 | 五郭 | 蒼龍寺 |
 |
 |
 |
| 二郭 | 二郭北堀 | 主郭西堀�� |
 |
 |
 |
| 主郭西堀�� | 主郭 | 主郭西土塁 |
 |
 |
 |
| 主郭井戸跡 | 主郭南土塁 | 主郭北堀�� |
 |
 |
 |
| 主郭北堀�� | 主郭北堀�� | 北東から城址遠望 |
「図説 茨城の城郭 国書刊行会」
訪城回数 1
2021年12月
