森下城

森下城もりしたじょう
群馬県利根郡昭和村大字森下
Mapion

--城址--
別名 天神城・鎌田城
交通 JR上越線「沼田駅」から徒歩30分。
築城年代 1558〜70年(永禄年間)
築城者 森下三河守
形式 崖端城
主な城主 加藤丹波守
1558〜70年(永禄年間)沼田城の支城として築かれた。
1580年(天正8)武田氏方真田昌幸は調略により藤田信吉・金子美濃守を降し、沼田城を攻略すると森下城に加藤丹波守、阿岨城に金子美濃守を置いた。
1582年(天正10)後北条氏は長井坂城・阿岨城・森下城を次々に攻略した。後北条勢に攻められた加藤丹波守は良く防戦に努めたが、大軍に抗しきれず、城を出て最後の一戦を試みた後、切腹して果てたという。
沼田城南を流れる片品川の崖端に位置する。年月を経て城址の大半が崩落し、旧状は判然としないが、僅かに堀跡と思われる段差が確認出来る。
城址 堀跡との段差 城址標柱・案内
堀跡 Mapion
加藤丹波守腹切石
東から城址遠望

参考文献 「群馬の古城 あかぎ出版」
                 「群馬県の中世城館跡 群馬県教育委員会」
                「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2022年4月