成羽陣屋

成羽陣屋なりわじんや
岡山県高梁市成羽町下原
Mapion

--石垣--
別名 山崎陣屋
交通 JR伯備線「備中高梁駅」からバス「成羽」下車。
築城年代 1639年(寛永16)・1658年(万治1)
築城者 水谷勝隆・山崎豊治
形式 陣屋
主な城主 山崎氏
鶴首城北麓に位置する成羽藩陣屋跡。
1617年(元和3)成羽藩主となった山崎家治が入部するが、この時は旧三村氏館を改修し、御殿としていた。1638年(寛永15)家治が肥後国富岡城に移ると、代わって常陸国下館城から水谷勝隆が5万石で入部し、この時鶴首城北麓に御殿が造られたとされる。1642年(寛永19)勝隆は造営半ばで備中松山城へ移るが、1658年(万治1)入部した家治の2男豊治が水谷氏が造営した御殿を拡張し、山崎御殿として完成させたといわれる。
現在成羽小学校・高梁市役所成羽地域局・成羽美術館敷地となるが、周囲に石垣が良好に残されている。

参考文献 「岡山の山城を歩く 吉備人出版」
        「広島・岡山の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2015年1月