小原城

小原城おばらじょう
長野県伊那市高遠町小原
Mapion

--城址--
別名      
交通 「高遠駅」(バスターミナル)から徒歩20分。
築城年代 1390〜94年(明徳年間)
築城者 小原太輔
形式 平城(崖端城)
主な城主 小原丹後守正継
1390〜94年(明徳年間)この地方の豪族小原太輔が初めてこの地に城を築いたと伝えられる。
天正の頃、小原丹後守正継は高遠城主武田勝頼の家臣であった。
4代の孫小原庄右衛門光俊は保科氏に仕えていたが、1636年(寛永13)保科正之が出羽国山形城に移封となった際、一族皆それに従った。
その後1643年(寛永20年)正之が会津若松23万石に転封されると、小原一族も再びこれに従っている。一説に会津民謡である「会津磐梯山」に登場する小原庄助は小原庄右衛門の後裔であるといわれている。
城址は一面畑になっており明確な遺構はないが、案内板のすぐ北側が堀跡とされ、西側斜面に堀の痕跡と思われる窪地が確認出来る。
城址一帯は畑となる 竪堀跡か 桜の馬場跡
1532〜55年(天文年間)小原大輔が
設け、その後高遠藩歴代藩士も馬の
練習場として利用した

参考文献 「現地案内板」
訪城回数 1
2008年11月