恩智城

恩智城おんぢじょう
大阪府八尾市恩智中町5丁目
Mapion

--城址碑--
別名     
交通 近鉄大阪線「恩智駅」から徒歩15分。
築城年代 1334〜36年(建武年間)
築城者 恩智左近満一
形式 山城
主な城主 恩智左近満一
1334〜36年(建武年間)恩智神社社家の出で、この地の豪族恩智左近満一により築かれる。左近は楠木正成に従い楠公8臣の1人といわれ、1331〜34年(元弘年間)正成の千早城合戦等で活躍した。
1336年(建武3)湊川合戦で正成は討死するが、その後も左近は南朝方として活躍した。1348年(正平3)正成の子正行と四条畷に出陣、共に討死したと伝えられ、恩智城もこの時陥落したといわれる。(1337年(延元2)病死とも)
城址北西下に恩智左近の墓と伝えられる石塔が建つ。

参考文献 「現地石碑文」
                    「大阪・兵庫の城郭 新人物往来社」  
訪城回数 1
2009年10月