龍ヶ崎城

龍ヶ崎城りゅうがさきじょう
長野県上伊那郡辰野町大字伊那富
Mapion

--主郭堀切--
別名 竜ヶ崎城
交通 JR飯田線「宮木駅」から徒歩25分。
池上寺背後に登山道があります。
築城年代 室町時代
築城者      
形式 山城
主な城主 小笠原長時
龍ヶ崎城の文献上での初見は、1464年(寛正5)の事で、次に1487年(文明19)諏訪継宗が龍ヶ崎城を取り立て支配下に置いた事が記録にある。
1545年(天文14)4月、武田信玄が福与城を攻めた際、5月20日後詰として林城主小笠原長時がこの龍ヶ崎城に陣し、武田勢が布陣する荒神山城に相対した。北は龍ヶ崎城、南は福与城と挟み撃ちの格好となった武田氏は、5月21日小山田信有らに龍ヶ崎城を攻めさせ、6月初め板垣信方の攻撃により落城し、長時は林城に撤退した。10日援軍を失った藤沢頼親は弟を人質に出し、福与城は開城した。
池上寺背後の現在の龍ヶ崎公園には、天正の頃に郷氏中西丹後守が館を構えていたが、織田勢に滅ぼされたともいわれる。
南から城址遠望 主郭南堀切 主郭
主郭に立つ城址碑 主郭背後堀切 荒神山城から見る龍ヶ崎城

参考文献 「現地案内板」
                    「長野・山梨の城郭 新人物往来社」
                 「戦国武田の城 有峰書店新社」
訪城回数 1
2008年11月