荒神山城

荒神山城こうじんやまじょう
長野県上伊那郡辰野町樋口
Mapion

--北から城址遠望--
別名       
交通 JR飯田線「羽場駅」から徒歩20分。
築城年代     
築城者     
形式 平山城
主な城主 武田信玄
1532〜54年(天文年間)小笠原配下草間備前が居城し、その後武田信玄の伊那谷攻略の最初の拠点となった。
1544年(天文13)11月、有賀峠を越えた信玄は福与城を攻めるべくこの荒神山城に陣したが、形勢不利と見て一度上原城に引き返す。
1545年(天文14)4月信玄は再び福与城攻めを開始した。5月20日後詰として林城主小笠原長時が龍ヶ崎城に陣した為、信玄は5月21日、小山田信有らに龍ヶ崎城を攻めさせ、6月初め板垣信方が攻め落とすと長時は林城に撤退した。10日、援軍を失った藤沢頼親は弟を人質に出し福与城は開城した。
現在城址は球場等になり、東麓にあり共に武田氏に利用されたと考えられる樋口内城と同じく大きく改変されている。
荒神山城から見る龍ヶ崎城

参考文献 「長野・山梨の城郭 新人物往来社」
    「戦国武田の城 有峰書店新社」
訪城回数 1
2008年11月